不正咬合の種類について(7)
矯正治療をもっと知りたい vol.8
不正咬合の種類について 過蓋咬合・開咬
成長期の治療と予防が成功のポイント
開咬の場合、後ろから生えてくる奥歯や親知らずによって症状が悪化する人もいいるため、治療期間も長くかかることが多く、
成人の方で症状がひどい場合は手術が必要になることもあります。
開咬は一般的に他の症状に比べ治療が難しい不正咬合ですので、とにかく骨格的な問題でも舌の癖でも原因を出来るだけ早く取り除くか、影響を少なくしてあげることが治療を成功させるポイントになります。
したがって、過蓋咬合、開咬ともに骨格の成長を利用する治療が効果的であること、開始時期が遅くなるほど治療が難しくなる傾向があるという理由で早期治療をお勧めしています。
N:「過蓋咬合」も「開咬」も「反対咬合」や「叢生」のように見てすぐわかる不正咬合ではないので見落としがちですが、こちらのほうが実は治療が難しいようですね。勉強になりました。
清村先生、今回もありがとうございました。
K:ありがとうございました。
矯正治療のご相談は、埼玉県川口市の清村矯正歯科まで